昨日は「たかみー」ことTHE ALFEEの高見沢さんのソロコンサート初日でした。

 大阪厚生年金会館の取り壊し後、オリックス劇場として新たに建てられたのが今回の会場でした。かつて「ALFEEフェアー」で行ったことがありまして、その時は大雪で大変な思いをして言った思い出があります。25年前でしたっけ?

 本町から15分あるので結構余裕のあるスケジュールでしたが、何と昨日は大雨と雷雨でした。JR京都線で桂川駅近くの橋で異常を示す信号が作動し、京都―高槻駅間の上下線で運転見合わせで、大阪方面だけ運転されていましたが、各駅停車のみ運行でした。JR西は橋付近に雷が落ちたことが原因とみているそうですが、本当にそんなこと多いですね。確か4年前でしたっけ、ZEEP大阪のソロコンサートの時も甲子園口で信号機に落雷があって、運転取りやめだったことがありましたよね。チョットJR西さん、反省してないの?って言いたかったけど、なったことは仕方ないですよね。昨日も京都方面からも来られていた方が多かったと思いますが、皆さん無事に来て下さったのでしょうか。

 私には奇跡が起こり続けました。電車は私が駅に着いた途端に普通(各駅停車)の電車が来ました。そして何と座席に座ることが出来ました。今は長時間立って電車に乗るのは困難(酔うのです)なので助かりました。時間は予定通り。地下鉄も混んでいましたが、予定の電車に乗ることが出来ました。本町に着いてからかなり歩いて、更に迷子になり、工事だらけで風景は昔と全く違っていました。開演時間には実は外にいました。やっと劇場を見つけて中に入って、係の方に座席の案内をお願いして(だって時間がないから)着席。15分ぐらい遅れて開演になったのでセーフでした。

 実は座席は最前列のほぼ中央でした。つまり左側の方々のお姿はメチャよく見える位置だったのです。3曲目ぐらいまでは緊張していました。大体、予習していなかったし、2年ぶりになるとノリ方が分からなかったりするので、周りをキョロキョロしてみたりしていました。私と同じだったのでしょうか、高見沢さんも緊張されていたのがよく分かりました。1回ステージから下がられた後から表情が柔らかくなったような気がしました。

 「今日はこの会場、よく揺れるなぁ。そんなにノッてるの?」と思ったら、ドラムの振動でした。ドラムが「ドン」と音がすると、私の足元も「ドン」と地響きがするのです。オリックスさん、予算ケチった??普通のコンサートホールでは有り得ないと思うのですが、如何でしょうか?

 それと最初の数曲は全ての楽器の音が大きすぎて、実は全く曲が聞き取れなかったのです。リードギター6名と地響きのするドラムとキーボードとベース。想定外のことが起こっていたのではないでしょうか。こういう時は王子のお顔をウットリと眺めるしかありません。

  メタルの恐ろしいところは「時間が経つのがメチャ早い」こと。音楽も早ければ時間の経つのも早くて、あっという間にコンサートは終了しました。

 サポートの皆さんのお顔を間近で拝見するのは初めてでしたが、皆さん良い人ばかりですね。「類は友を呼ぶ」って本当かもしれません。チームワーク良いし、コンサート中、嫌な顔した方なんて誰もいなかった。これは見習わないといけないなぁと思います、本当に。

 高見沢さん、最後に御一人でご挨拶をされた時に、うっすら涙が浮かんでいたような気がしましたが、気のせいでしたでしょうか?長い間、涙を浮かべているお姿を見かけるステージはなかったので、驚きました。凄いプレッシャーだったんだろうなぁ、と勝手に想像しながら、ウットリと見入ってしまいました。

 一番前だったので、裸足で暴れられなかったので、ヘドバンが出来ませんでした。これだけが心残りでした。お陰様で、足の裏は水ぶくれが弾けて、皮がボロボロです。

 1日だけでしたが最高に楽しいコンサートでした。ありがとうございました。